青葉若葉のみぎり

梅雨ですね。草木の香りムンムン。
先日、いとこの結婚式に出席するため静岡に帰った。そして3月に誕生した姪と、掘りたてのじゃがいも、空豆などのごちそう、数日間でいろいろ堪能してきました。
2歳半の甥、妹にはげしいヤキモチを焼きつつどんどん成長している。何がキッカケだったか(悪いことをして脅すつもりだったか)懐かしのとんねるず『ガラガラヘビがやってくる』をママとおばさん(私です)に歌われて気に召したようで、探して出てきた8cmシングルを繰り返し聞いては、一回ごとにすこしずつ歌えるようになっていく様子がおもしろい。カップリングの『コンニャク大魔王』までこちらも覚えてしまうほど聴かされたのはちょっと迷惑だったけど。
赤ちゃん。放つ輝き、やわらかさ、その存在ぜんぶ、匂いもたまらない。(日常生活のなかで、この人もこんなときがあったんだよな、って思うと、怒りが収まったり逆効果だったり。ってこれは余談)

自分の手をじっくりと、これはなんだろう?とみているのに衝撃を受けるおばさんであった。手首のぷくぷく!
結婚式は久能山東照宮で。雨の静かな空気のなかの三々九度、玉串奉奠…白無垢のお嫁さん。ロープウェイで、お宮まで行くというのもほかに無い雰囲気。
一族の中でも異彩を放つ従兄のおもしろ披露宴も、時には客席から掛け声がかかったり、エンドロールには『泡山』なんて入れてくれてあったり、泣いたり笑ったり素晴らしい宴だった。退場のとき、ゆっくりと挙手敬礼して皆を笑わせた従兄だったけど、それがまさにこれからの船出にぴったりなポーズに思えてなんだかそのシーンが忘れられない。

たくさんの変化が訪れて、去るものやってくるもの、戻ってくるもの、すごく激しいここ最近。私たちだけでしょうか。
古本泡山は、甥姪に負けないくらいのぐんぐん伸びゆく草木をイメージして6月を過ごすのがテーマ。ちょっと迷惑なくらい伸びて、ムンムンと香りをさせていこう。
近いうちに、ジャズに関する本をアップする予定。ぜひチェックをお願いします。そして6/19はニチニチ日曜市です。晴れをいのるばかり。  K