すっきりとした天気にこれから夏に向かう予感がしてむずむずとうれしさがこみ上げる6月ですね!
日も伸びて、帰り道も明るいといままで無機質だったスーパーまでもが浮かれて見える不思議。
きょう紹介するのは 藤原マキの一冊。
酒饅頭やさん、床屋さん、金太郎飴やさん、人体模型やに、ブロマイドや、などなど、スミからスミまで描かれた店さきを、きょろきょろ細かく眺めてみると『オッ、こんなところに!』とニヤリとできるたのしみが隠れています。
奥に見えるコカコーラ、隠されたドラえもん、タバコを吸う蛸みたいなおじさん。
読み終わったとき、「しってるよ!」と答えたくなる楽しさです。
近所にあったらいいな、こんなお店。


藤原マキ 「こんなおみせしってる?」かがくのとも201号  1,500円