第4回 くにたちコショコショ市


先週の土曜日はくにたちコショコショ市に出店してきました。
会場は古道具屋Let'Em Inさんが運営するギャラリーroom103。今回は初めて国立駅の北側開催ということで我家から歩いて10分。一層近くなった「くにコショ市」でした。
それにしても面白かったのが、本を並べる什器が出店者の持ち込みでなく、レットエムインさんの商品である味わい深い棚や箱を使わせていただけたこと。岡崎武志師匠も仰っていたが、段ボール箱のない古本市、というのは新鮮でした。全体的に統一感があり、それはもう立派な古本屋にいるかのよう。しかも、珈琲とカレーの香り(食べたかった!)が漂った店内。古本を物色するのにぴったりな空間が出来上がっていました。そこに次々とやって来て本を眺めるお客さんたち。ありがたい。店番をしながら、すごくいい時間を過ごさせてもらいました。
店番のない時間は近所をうろうろ。一度帰ってごろごろしたり、盟友のTimokeのサモサがgarageにあるってんで買いに行ったり、フジカワさんとこでビール呑んだりして…、そんなことしているうちにあっという間に30分ほど延長して無事終了。
お客さん、実行委員のみなさん、出店者のみなさん、いい一日をありがとうございました!
そしてさいごに打ち上げにも参加。古本、古本屋話であっという間の4時間。楽しかった。私はビールばかり飲んでいました。

そうそう、泡山はこんな感じの品揃えでした。(画像粗いデス)↓

今和次郎集の端本はやっぱり売れましたねー。まとめて並べた東京本は定番どころが何冊か。図録はまったくだめだったなー。でも松田行正主宰の牛若丸出版『円と四角』は売れた。田辺茂一の『わが町・新宿』なんてシブい本も売れた。植草スクラップブックは1冊かー。おっぱい表紙の「あまカラ」売れると思ったんだけどなー…。
終わって、いくら売り上げたか、もちろん気になるのですが、なにが売れたか確認するのが楽しいんですよ。打ち上げで売れた本の値札見せ合うのやればよかったな。無粋かしら。レジ当番をしていて、他の人がどんな本にどれくらいの値を付けているのかわかるのがおもしろいんですよ。